「海外でもLINEは使えるの?」
「LINEが使える国はどこ?」
「海外でLINEを使うときの注意点は?」
海外でのLINE利用について、不安や疑問を抱えている方へ向けた記事です!
今やほとんどの人が使っているLINEですが、海外旅行時で訪れる国で、使えるのか心配ですよね。
海外でLINEを使うための料金やセキュリティのポイント、データローミングの注意点から、どこの国で使えるか?詳しく解説していきます。
この記事を読めば、海外での快適なLINE活用が可能になりますよ!
海外でLINEは使えるのか?

結論、LINEはほとんどの国で使用可能です!
LINEが海外で使える理由は、Voice over Internet Protocol(VoIP)技術の活用により、音声通話とメッセージングをインターネット経由で行っているからです。
これにより、物理的な通信インフラに依存せず、ネットワーク接続が可能な場所ならどこでも利用できます。
「Wi-Fi」か携帯会社の「ローミング機能」「海外対応のSIMカード」を利用することで海外からもネットを接続できるため、LINEが利用可能になります。
LINEが使える国はどこ?
国名 | LINE利用可否 |
---|---|
アメリカ | 利用可 |
イギリス | 利用可 |
カナダ | 利用可 |
オーストラリア | 利用可 |
ドイツ | 利用可 |
フランス | 利用可 |
韓国 | 利用可 |
台湾 | 利用可 |
香港 | 利用可 |
タイ | 利用可 |
ベトナム | 利用可 |
インドネシア | 利用可 |
マレーシア | 利用可 |
シンガポール | 利用可 |
フィリピン | 利用可 |
中国 | 利用不可 |
ロシア | 利用不可 |
北朝鮮 | 利用不可 |

ほとんどの国でLINEは使用できるんだね~



ネット接続できれば使えます!
中国やロシア、北朝鮮がLINEを使えない理由とは?
上の表で「中国」と「ロシア」「北朝鮮」についてはLINEが使用できません。
中国とロシア、北朝鮮は、LINEに限らず情報統制のため各種SNSの利用が禁止されているケースが多くあります。
中国政府のインターネット規制より、2014年7月よりLINEの利用が制限されています。



政府がインターネット規制を行っているんだね



2017年にサイバーセキュリティが一層強化されています。
中国では、LINEのみならず日本では皆が使っているSNSも規制されています。
国際ローミングとは?



Wi-Fi以外でネットに接続できる「国際ローミング」って何?
国際ローミングとは、自国の携帯電話事業者と提携した海外の事業者のネットワークを利用して通信する仕組みです。データ通信では、海外のネットワークを利用してLINEのデータを送受信します。
国際ローミングを利用することで、自国の携帯電話事業者と提携した海外の事業者のネットワークを使い、通話やデータ通信が可能になります。
海外での通信は、ローミング料金がかかる場合がありますが、LINEではデータ通信を優先的に利用するため、通信料を抑えることができる場合があります。



海外からLINE(LINE電話)を国内に送った側が負担するのか?受け取った側も負担があるのかな?


国際ローミングとは ~インターネットを海外で使うために~ | nacs [公益社団法人 日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会]の説明が分かりやすいため、参考にご紹介いたします!
【海外にいるAが国内のBに電話をした場合】
日本の携帯電話会社X社の契約者Aが海外から国際ローミングを利用して日本にいるBへ電話をかける場合、AはX社の定める国際ローミング利用料金を負担し、X社は海外の携帯電話会社Y社網の使用料を支払うことになります。
音声通話ですので、国内でAからの通話を受けるBには通話料の負担はありません。



国際ローミングを使うと費用が発生するんだね



LINEを使うときはWi-Fiでネット接続して使用してくださいね!
国際ローミングの値段は?
「海外のフリーWi-Fiを使用するのが怖い・・・」
「少し高いけど携帯会社の国際ローミングを使いたい」
という人に向けて簡単に携帯会通信プランをを紹介します!
ソフトバンクの国際ローミングについてです。
ソフトバンクは4Gのみならず、5Gも国によっては使えるようです。


気になる値段ですが、利用時間72時間(3日間)で9GBの利用で2940円です。





海外旅行だと、色々場所を調べたりするので通信料をすぐに超えてしまいそう・・・



そうですね。海外旅行自体にお金がかかるので筆者はフリーWi-Fiを利用してのネットやLINEをおすすめします!
海外のフリーWi-Fiの危険性について


海外にもカフェやショッピングモール、滞在先のホテルなど様々な場所でフリーWi-Fiが提供されています。
「国際ローミング」や「海外対応SIM」を使いつつ、フリーWi-Fiで節約するという合わせ技がいいかもしれませんね。
フリーWi-Fiを使うことで高額な国際ローミング料金を節約することが可能ですので、おススメです。
ですが、公共のフリーWi-Fiには危険性が。
順に解説していきます!
フリーWi-Fiを利用して海外でLINEを使う
結論としては、海外での通信制限を回避し、データローミング料金を節約する方法として、積極的なWi-Fi利用が有効です。
公共のWi-FiスポットやホテルのWi-Fiを活用し、データ通信をWi-Fi環境で行うことで、高額なローミング料金を回避できます。
米国連邦通信委員会(FCC)によるデータによると、多くの海外ホテルやカフェ、空港などでは無料または低料金のWi-Fiが提供されています。
Wi-Fiを利用することで、通信制限を気にすることなくデータ通信を行えます。



現地のWi-Fiを上手に利用したらいいんだね。



ただ、フリーWi-Fiには危険性があります・・・
海外のフリーWi-Fiの危険性について


フリーWi-Fiを利用する際には潜在的なリスクが存在することを認識する必要があります。
例えば、公共のWi-Fiネットワークは一般にセキュリティが低く、ネットワーク上の通信が傍受される可能性があります。クレジットカードの情報や個人のプライバシーが漏洩する危険性も考えられます。
結論、フリーWi-Fiの利用では下記のことを極力しなようにして下さい!(日本も海外も同様です)
身元が不明なフリーWi-Fiへの接続
フリーWi-Fi接続中にクレカ番号や個人情報などを入力
パスワードが求められるようなログインが必要なページへのアクセス
楽しい海外旅行が、最悪の思い出にならないよう、順になぜリスクがあるか?を説明します!
パケット傍受による情報漏洩のリスク
フリーWi-Fiを利用する際の主な危険性の一つは、パケット傍受による情報漏洩のリスクです。
フリーWi-Fiは一般に公衆のネットワークであり、他の利用者と同じネットワーク上に接続されます。
このため、ネットワーク上を流れるデータは基本的には暗号化されずに送受信されます。
悪意のある第三者が同じネットワークに接続し、パケット傍受という手法を使ってデータを盗み見することが可能です。
例えば、ユーザーがカフェでフリーWi-Fiを利用してオンラインショッピングを行う場合、クレジットカード番号や個人情報が送信される危険性があります。
このようなデータが暗号化されていない場合、傍受者によって容易に盗まれる可能性があります。



フリーWi-Fi使用中に個人情報を入力するのは避けよう!



何も考えずにカフェでクレカの情報入れてたな・・・
フィッシング詐欺の可能性
フィッシング詐欺は、詐欺者が正規の組織やサービスになりすまして、個人情報やパスワードを騙し取ろうとする手法です。
フリーWi-Fiでは、通信内容が暗号化されずに送受信されるため、フィッシング詐欺の標的になりやすい環境となっています。
例えば、カフェでフリーWi-Fiに接続し、銀行のウェブサイトにアクセスする場合を考えてみましょう。
詐欺者は、同じカフェのWi-Fiネットワークに接続していることを利用し、偽の銀行のウェブサイトを用意します。そして、フリーWi-Fiのネットワーク経由で通信しているユーザーの情報を盗み出すために、偽の銀行のログインページを表示します。
ユーザーは、フリーWi-Fiに接続していることから安心感を抱き、自分の銀行アカウントにログインしようとするかもしれません。しかし、実際には偽の銀行のウェブサイトにログインしてしまい、詐欺者に個人情報やパスワードを渡してしまうことになります。
このように、フリーWi-Fiの危険性とフィッシング詐欺は密接に関連しています。
フリーWi-Fiを利用する際には、自身がアクセスしているウェブサイトが本物であるかどうかを確認することが重要です。



所在が不明な誰かが開放しているフリーWi-Fiは絶対に繋がないように!
URLの正確な入力や、正規のアプリを使用することなど、正規の組織やサービスの公式チャンネルを通じてアクセスすることが安全です。
SNSアカウントが乗っ取られるリスク
SNS各種を危険なフリーWi-Fiに接続した際に、パスワードが抜き取られるとアカウントが乗っ取られる可能性があります。
アカウントが乗っ取られると、変なツイート(Twitter)や投稿(Instagram)が行われてしまう可能性があります。
位置情報がばれるリスク
危険なフリーWi-Fiを通して侵入されると、GPS機能で位置情報を取得されるおそれがあります。
自分の位置情報がばれるリスクがあり、ストーカーや脅迫などの被害にあう可能性が高まります。



日本でも海外でも、位置情報がばれるリスクがあるのは嫌だね
海外のフリーWi-Fiについての口コミ
海外のフリーWi-Fiの危険性を紹介しています。
海外の高級ホテルでの「なりすましフリーWi-Fi被害」にあったケースですね。高級ホテルだからといって、安全なフリーWi-Fiを提供しているかは別問題だということが分かります。
逆に、高級ホテルのWi-Fiは安全と認知しているユーザーを騙すために、ホテルのWi-Fiと名前を似せた危険なフリーWi-Fiを仕込んでいる可能性が高いかもしれません。
海外は、日本よりフリーWi-Fiスポットが多いです。
こちらの方は、海外でのバス内でのフリーWi-Fiの危険性について紹介しています。
海外のフリーWi-Fiを安全に使う方法


海外でのフリーWi-Fiを安全に使うには、「VPN」を利用することを強くおすすめします。
なぜVPNを使うのかについて、順に解説しますね!
VPNを使うと安全にフリーWi-Fiを使える理由


VPNは、インターネット接続を暗号化し、トラフィックを安全なトンネル経由で送信する技術です。
これにより、VPNを使用すると、フリーWi-Fiを利用している間にデータが盗まれるリスクを軽減できます。
VPNを使用すると、ユーザーのIPアドレスが隠され、代わりにVPNサーバーのIPアドレスが表示されます。
VPNに接続することで、あなたのデータは暗号化され、盗聴やデータの改ざんから守られます。これにより、個人情報や取引の詳細などの機密性の高い情報が保護され、安心して作業を続けることができます。



接続を暗号化させて守るのがVPNってことだね!
VPNの仕組みについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にして下さい!


フリーWi-Fi提供者もVPN利用を推奨
よくカフェやレストランでフリーWi-Fiをお店と提携して提供しているNTTBPからの警告写真です。
フリーWi-Fi提供者も「VPN」を利用してWi-Fiを接続するように推奨しています。


VPNの便利な機能


VPNはフリーWi-Fiを安全に使えるという用途以外にも、様々な使い方があるので紹介します。
VPNで出来ること
- カフェなどの公共wifiを安全に使用する
- アメリカでしか見れないNBC放送を見る(英語学習に便利)
- 海外でTiverなど日本の動画を視聴する(通常日本の動画サービスは海外からは視聴不可)
- ゲーム内のラグを減らす
- ジブリを動画サービスで視聴する(日本のサービスでは視聴不可)
- youtubeプレミアムをより安い価格で使用する
- より安く飛行機や宿を予約する
- 仮想通貨のハッキング対策として使用する
- 海外でXサーバーを使用して、ブログを書く



こんなに使い道が・・・



フリーWi-Fiを安全に使う以外にも、生活を便利にしてくれるのが「VPN」です!
VPNの口コミ
こちらは「VPN」を利用して、YouTubeプレミアムをお得に契約しています。VPNでインドに接続することで、インドの料金で契約しているという仕組みです。
「VPN」を利用して、お得に宿を予約しているケースです。
こちらのネタバレは、VPNで「トルコ」に接続して、トルコ経由で宿を予約することで可能になります。
宿の値段は、その国の物価で決まるケースが多いため、日本より物価の安いトルコから予約すると、同じホテルにも関わらず安く契約できるということです。



便利すぎる・・・
【2023年】おすすめのVPNは?


VPNサービスは複数ありますが、筆者が使用しておすすめのVPNは「MillenVPN
「MillenVPN
MillenVPNについて




公式HP | MillenVPN |
価格 | 5つの選べるプラン(※は30日返金保証あり) ①2年:360円/月※ ②1年:540円/月※ ③1ヶ月:1,360円/月※ ④7日:580円/7日 ⑤15日:980円/日 |
返金保証 | あり(1ヶ月以上のプランのみ) |
サーバー設置国数 | 52カ国 |
サーバー数 | 1,300台以上 |
使用可能デバイス数 | 10台 |
容量制限 | なし |
ノーログポリシー | あり |
MillenVPNはアズポケット株式会社が運営をしている、日本産のVPNです。
日本国憲法第21条で定められた通信の秘密を遵守して運用されており、世界最高水準のプライバシー保護が期待できます。
また数日単位のVPNもあるので、海外旅行等でちょっとだけ使いたい方にもおすすめのVPNです。
なんといっても安さに魅力があります!
2年契約だと月360円、1年契約でも月540円です。
フリーWi-Fiを安全に使ったり、海外の動画をみたり、宿を安く契約したりと、月額以上のお金が返ってくるお得な値段です。
まとめ


ここまで読んでいただきありがとうございました!
結論、ほとんどの国では、ネットを利用することでLINEが使えます。
海外でLINEが使える国と、フリーWi-Fiを安全に利用してLINEを使うためには「VPN」が必要であることをご紹介しました。
なぜなら、日本と同様に海外のフリーWi-Fiも情報の抜き取りやアカウントの乗っ取りなどのリスクがあるからです。



海外でLINEはほとんどの国で使えること、フリーWi-Fiの危険性が分かりました!
筆者も複数のVPNを試した結果、複数あるVPNサービスの中でも、「MillenVPN
楽しい海外旅行や海外生活を不幸なものにしないためにも「VPN」をうまく活用して、インターネットやLINEを使ってくださいね。
よくある質問


参考にしたWEBサイト:国際ローミングとは ~インターネットを海外で使うために~ | nacs [公益社団法人 日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会]
参考にしたWEBサイト:5G/4G(LTE)国際ローミング | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク (softbank.jp)