うさぎさんウイルスバスターのVPNは必要？
ウイルス対策と何が違う？
評判は？
このような悩みを解決する記事です！
日本の代表的なウイルス対策ソフトとして知られるウイルスバスターですが、近年のさまざまなインターネットトラブルを対策するべく、ウイルス対策ソフトだけではなくVPNを活用したセキュリティ対策にも力を入れています。
とはいえ、そもそもウイルスバスターVPNについて詳しく知らなかったり、ウイルス対策ソフトとVPNの役割の違いについて知らないという方も多いのではないでしょうか。
安全にインターネットを利用するためにただしくセキュリティ対策したいという方はぜひ最後まで読んでみてください！
ウイルスバスターVPNとは？評判も解説！
ここではウイルスバスターVPNの基本情報について詳しく解説します。
- ウイルスバスターVPNの概要
- ウイルスバスターVPNのメリット
- ウイルスバスターVPNのデメリット
ウイルスバスターVPNの概要
ウイルスバスターVPNとは、「Web脅威対策」や「フリーWi-Fiプロテクション」、「ウイルスバスタートータルセキュリティ」などの製品に付随している機能です。
そもそもウイルスバスターとは、トレンドマイクロ株式会社が提供する総合セキュリティソフトです。
ウイルスバスターはパソコンやスマホのウイルス対策ソフトとして普及しましたが、近年インターネットを通じたトラブルが多発していることから、ウイルスだけではなく、最新技術や詐欺行為、個人情報の傍受など、さまざまなインターネットトラブルを未然に防ぐ総合セキュリティソフトへと進化しました。
その対策のひとつとしてVPN（Virtual private network）を利用したセキュリティ対策が行われているのです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会社名 | トレンドマイクロ株式会社 |
| 社長 | エバ・チェン |
| 本社所在地 | 東京都新宿区新宿4-1-6 JR新宿ミライナタワー |
| 設立 | 1989年10月24日 |
| 資本金 | 195億8,500万円（2022年12月31日付） |
| 事業内容 | コンピュータ及びインターネット用セキュリティ関連製品・サービスの開発・販売 |
| 社員数 | 7,669名（2022年12月31日付） |
| 売上高 | 2,237億9,500万円（2022年12月31日付） |
| 海外拠点 | 北米、欧州、アジア・パシフィック、中南米にグループ会社があり |
ウイルスバスターVPNのメリット
ウイルスバスターVPNのメリットには以下のようなものが挙げられます。
- 個人情報漏洩を防ぐ
- 公衆Wi-Fiでも安全に使用できる
- 普段のインターネットをより安全に行える
- 匿名性の高いインターネット接続を行える
なかでも、外出先で使用できるフリーWi-Fiはセキュリティ強度が低い場合が多く、インターネット通信の内容を傍受されたり、個人情報を抜き取られたりする可能性がありますが、ウイルスバスターVPNを使用することで通信を暗号化できるため、安全にフリーWi-Fiを利用することができます。
VPNとは？
「VPN（仮想プライベートネットワーク）」とは、インターネット上に暗号化された仮想専用回線を構築し、安全にインターネットを使うための仕組みです。
パソコンやスマートフォンなどからインターネットに接続する際に、データ通信が暗号化され、情報やプライバシーの漏洩を防ぐことができます。
VPNについて詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
ウイルスバスターVPNのデメリット
ウイルスバスターVPNのデメリットには以下のようなものが挙げられます。
- 通信速度が遅くなる場合がある
- 不具合が起きることがある
- サーバーを選択できない
ウイルスバスターには利用者に発生したトラブルを解決するための「トレンドマイクロお客さまコミュニティ」という掲示板のようなコンテンツが存在していますが、その中でウイルスバスターVPNの不具合について多く報告が寄せられています。
具合的な不具合としては以下のようなものがあります。
”vpn接続に変更すると通信速度が遅く使い物にならない。格安SIMの影響と思われるが、もともと回線の優先順位が低いせいか、場所によっては動かなくなる。”（引用：トレンドマイクロ お客さまコミュニティ「VPN接続だと通信速度が遅い」）
”VPN設定すると、iPhoneが4G回線に繋がっていても、インターネット接続出来なくなります。
そのため、LINEやSNSが更新できず、新着メッセージを読むことができません。
通知自体は時々来るので、安定してないと言うことかもしれないです。
ちなみにWi-Fi接続時ではインターネット接続できます。”（引用：トレンドマイクロ お客さまコミュニティ「VPN設定すると4G回線でインターネット接続できない」）
”12／3頃からVPN接続が切断と接続を繰り返す事象が再び発生し始めました。
10月下旬にも同じ事が発生していたので、もしやと思いコメント入れさせていただきました。
電源off/onでは到底ダメです。”（引用：トレンドマイクロ お客さまコミュニティ「VPN接続の件」）
このほかにもVPN関連の質問は絶えることなく寄せられていますが、これはウイルスバスターVPNの不具合だけではなく、VPN機能が日本で一般的に使用されていない機能であることも要因のひとつでしょう。
また、VPNを使えば海外のサーバーにアクセスできるため、Netflixでジブリ作品が見れるようになることもありますが、ウイルスバスターVPNは”インターネットを安全に使用すること”のためにVPNサービスが提供されているため、サーバーを選択することはできません。
VPN先生VPNを利用して、海外でしか見れない動画を見たい人はおすすめできません！
ウイルスバスターの機能を使うときにVPNは必要か？
ウイルスバスターを利用するときにウイルスバスターVPNの利用は必須ではありませんが、ウイルスバスターVPNを利用することでインターネット接続の安全性が高まることは間違いありません。
そもそも、ウイルス対策とVPNでのセキュリティ対策は機能が全く異なるため、どちらかを利用していれば安全にインターネット通信を行えるというものではありません。
具体的には、ウイルス対策は「トロイの木馬」や「ランサムウェア」、「スパイウェア」などの悪意のあるソフトウェア（＝マルウェア）が使用デバイスに侵入してきたのを検知して隔離もしくは削除を行ったり、Webページアクセス時に警告を行ってくれるセキュリティソフトです。
一方でウイルスバスターVPNはVPNを介してインターネットに接続することで暗号化することができ、IPアドレスや位置情報、個人情報を特定されることなくインターネットを利用できる機能があります。
そのため、VPN単体の性能ではマルウェアを検知・削除できないため、ウイルスバスターVPNを介してインターネット接続を行ったうえでウイルスやマルウェアの侵入を許してしまうことがあるのです。
VPN先生このように、ウイルス対策ソフトとVPNは機能が大きく異なるため、理想はどちらも使用することですが、費用や管理の問題から両方使用できない場合は必要な機能が備わっているサービスを選びましょう！
まとめ
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました！
本記事では、ウイルスバスターVPNの概要や必要性などについて詳しく解説しました。
ウイルス対策ソフトとVPNの機能は異なるため、総合的なセキュリティ対策をしたいのであればウイルスバスターおよびウイルスバスターVPNの両方の利用は欠かせません。
大手VPNのプロバイダでもVPNだけでなく、ウイルス対策も合わせてサービス提供しているサービスも多いため、ウイルス対策とVPNの利用をどちらも考えている方はウイルスバスターだけではなく、ほかのVPNサービスをチェックしてみることがおすすめです！
また、iPhoneでウイルスを検知・削除したいと考えている方もいるかもしれませんが、iPhoneOSのシステムは非公開となっているため、ウイルスを作成することもウイルス対策ソフトを開発することはできません。
そのため、iPhoneやMacの場合はVPNの利用だけでインターネットを安全に利用することができます。
VPN先生最後に、色々なVPNを試した筆者が考えるコスパ最強のVPNは、
世界で一番使われている「NordVPN」です！
ぜひ本記事を参考にしてウイルスバスターVPNおよびウイルス対策ソフトとVPNの役割の違いなどをチェックしてみてください！